2012年06月07日

JIL総会

ワニです。

先日(といってもだいぶ前ですが)、JIL総会にO氏と共に出席してきました。
研修の一部で、被災地活動の1年を振り返る研修を受けてきました。
災害対策の研修は、ここ最近受ける機会があったのですが、
1年を経過してから、これからの支援策について、それぞれの立ち位置の方がすべきことをよく意識して行動をすることが必要なのだと思いました。

今回は原発の影響もあって、課題が長期且つ複雑化して、なかなか解決への糸口が見つからないです。
そして、決定的だったことは、やはり障がい者支援を含む、福祉への支援をするためのマンパワーの不足が課題だったこと。

また、避難場所が障がいをもった方たちにとって、利用できなかったこと。利用できる情報が全員に届かなかったこと。避難所の地域の人がその地域にいる障がい者の情報を把握してない等々、いろいろな問題が挙がっていました。

ただ、この困難に立ち向かうべく、被災地障がい者センターが立ち上がっていました。
まだ私(25歳)と歳も変わらないほどの当事者の方でした。

その方たちが口をそろえて言う事は、「地域交流」でした。
自分がここにいること、地域との関わりを持つ機会に各々が意味を持つこと。
障がい、健常関係なく、誰にでも当てはまる内容ですよね。

まだまだ、被災地では課題が山済みですが、「被害者」「そうでない者」と隔てるのではなく、この研修を通して、自分の今後のことという意識で自らに問いかけ、支援に活かしていけたらと思いました。


全国区の研修なので多くの方々が集まりました。


壇上奥の2人が、被災地障がい者センターの方々です。

おまけw(ずんだ泥棒)↓
  


Posted by フリステ  at 20:58Comments(2)その他・雑記